トレード検証という習慣
― 振り返ることで見えてくるもの ―
トレードをしていると、
「なんで今回はうまくいったんだろう?」
「どうして負けたんだろう?」
と、あとから考える場面が出てきます。
でも実際には、
その理由をきちんと説明できる人は、
意外と多くありません。
なんとなくエントリーして、
なんとなく決済して、
結果だけを見て終わる。
それだと、
同じことを繰り返してしまいやすいのも事実です。
そこで大切になってくるのが、
トレードを振り返る時間です。
トレード検証って、何をすること?
トレード検証というと、
難しそうな分析や数字を想像するかもしれません。
でも、基本はとてもシンプルです。
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なぜエントリーしたのか
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なぜそのタイミングで決済したのか
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そのとき、相場をどう見ていたか
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結果はどうだったか
これをあとから整理して、
自分なりに言葉にしてみるだけでも十分です。
目的は、
「正解を見つけること」ではなく、
自分の判断の流れを理解することです。
勝ったトレードも、負けたトレードも同じくらい大事
つい、
うまくいったトレードだけを振り返りたくなりますが、
実は負けたトレードのほうが、
気づきが多いこともあります。
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なぜそこで入ったのか
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ルール通りだったのか
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感情が入り込んでいなかったか
負けた理由を整理できると、
次に同じ場面が来たとき、
少し違う見方ができるようになります。
完璧な検証をしなくていい
検証というと、
細かい数値や統計を取らないと意味がない、
と思ってしまうかもしれません。
でも、最初から完璧を目指す必要はありません。
たとえば、
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エントリー理由を一言で書く
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良かった点を一つ
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次に気をつけたい点を一つ
これだけでも、十分な振り返りになります。
続けていくうちに、
自然と見るポイントは増えていきます。
検証を続けると、少しずつ変わってくること
トレード検証を習慣にしていると、
派手ではありませんが、
少しずつ変化を感じることがあります。
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なんとなくのエントリーが減る
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判断を急がなくなる
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自分のクセに気づきやすくなる
-
感情に流されにくくなる
これはスキルが急に上がったというより、
自分の行動を客観的に見られるようになった結果
と言えるかもしれません。
検証は、未来の自分への準備
トレード検証は、
正直に言って地味な作業です。
すぐに結果が出るわけでもありませんし、
面倒に感じる日もあります。
それでも、
続けていくことで、
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自分の判断を理解できる
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同じミスを減らしやすくなる
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トレードに対する向き合い方が整ってくる
といった変化につながっていきます。
まとめ
トレード検証で大切なのは、
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結果だけで終わらせないこと
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自分の判断を言葉にしてみること
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完璧を目指さず、続けること
トレードそのものと同じくらい、
振り返る時間も大切にする。
それが、
長くトレードと向き合っていくための、
一つの習慣なのかもしれません。
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