朝のチャート確認が習慣化する仕組み

朝起きてまずチャートを開く習慣

FX取引を続けていると、朝起きて最初にすることがチャートの確認になっていく方が多いです。コーヒーよりも先、トイレよりも先に、スマートフォンの取引アプリを開いている。そんな自分に気づいたことはないでしょうか。

この習慣自体は悪いものではありません。問題は、その確認が自分の意思で行われているのか、それとも何かに駆られて行われているのか、という点です。

夜の間に動いた相場が気になる

就寝中の数時間、相場は動き続けています。海外市場のニュース、要人発言、経済指標。自分が眠っている間に何が起きているか分からない、という不確実性が、朝の確認衝動の正体です。

含み損のあるポジションを抱えている朝ほど、目覚めから確認までの時間は短くなります。寝る前から「明日の朝が怖い」と感じている方もいます。

確認しても何もできない時間帯

朝の数分間、チャートを見ても実際に何かを変えられることは少ないです。数値を眺めて、ため息をつくか安心するか、それで終わってしまうことがほとんどです。

それでも見てしまうのは、見ないと落ち着かないからです。確認は対処ではなく、不安をなだめるための儀式に近いものになっています。

「見ないと不安」と「見ても不安」の循環

見ないと不安だから見る。けれども見ても不安は解消されない。むしろ含み損が膨らんでいたら、その日1日の気分まで重くなります。

この循環は、見れば見るほど強くなる性質があります。1日に何度もチャートを開く方ほど、心の余白が削られていきやすくなります。

確認の頻度を「決める」という発想

習慣を完全に断ち切るのは難しいですが、頻度をコントロールすることはできます。「朝1回、昼1回、夜1回」と時間を決めてしまうと、それ以外の時間は気にしなくてよいというルールが生まれます。

自由に見られる状態より、ルールがある状態のほうが心は楽になります。決められた時間以外は、相場のことを考えなくていい時間として扱えるからです。

「気づくべきとき」だけ知らせてもらう

確認頻度を下げる代わりに、本当に必要な瞬間だけ知らせてもらう仕組みを使うのもひとつの選択です。何も起きていないときは見ないで済む。何か起きたときだけ知る。これが理想的な距離感の取り方かもしれません。

朝起きてまずチャートを開く生活と、朝は普通に1日を始められる生活。どちらが自分にとって心地よいかを考えてみる価値があります。

※本記事は情報提供を目的としており、投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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