なぜ通知サービスを作ろうと思ったのか

始まりは「自分のための道具」だった

TradeVision FX Cloudは、もともと誰かに売るために作った製品ではありませんでした。自分が含み損ポジションを放置してしまう癖をどうにかしたくて、個人的に作り始めた小さな仕組みが原点です。

当時の私は、ポジションを建てた後そのまま忘れてしまい、気づいたときには想定よりずっと大きな含み損になっていることが何度もありました。仕事中は相場を見られない、家に帰る頃には疲れていて口座を開く気力がない。そんな日々の繰り返しでした。

「気づけたら違ったのに」という後悔

後から振り返ると、損失が膨らんだ過程のどこかに「ここで気づけていれば」というポイントが必ずありました。気づきさえすれば、判断する余地はあったはずなのです。

問題は判断の質ではなく、判断する機会そのものを失っていたことでした。気づくきっかけがなかったから、何もしないまま時間だけが過ぎていく。この構造を変えたいと思ったのが出発点です。

最初は1行のスクリプトから

最初に作ったのは、含み損が一定額を超えたらメールを送る、たったそれだけのスクリプトでした。複雑な機能はありません。「気づくこと」だけを目的にした、ごくシンプルなものです。

使い始めてしばらくして、自分の取引が少しずつ変わっていくことに気づきました。判断の質が上がったわけではなく、判断する場面が増えただけです。それでも、放置による損失は明らかに減っていきました。

同じ悩みを持つ人がいるはず

自分にとって役に立っている仕組みなら、同じ悩みを持つ他のトレーダーにも価値があるかもしれない。そう考え始めたのは、使い始めてから半年ほど経った頃でした。

本業を持ちながらFXをしている人、家事や育児の合間にチャートを見ている人、夜勤で日中の相場を追えない人。生活の中でFXをしている人ほど、この「気づくきっかけ」が必要なはずだと感じました。

「助言ではなく通知」というこだわり

サービスとして形にする過程で、ひとつだけ強くこだわった点があります。それは「相場を予測しない」ということです。買えとも売れとも言わない。今のあなたのポジションがどういう状態にあるか、それだけを伝える。

判断する力はトレーダー自身にあります。必要なのは判断する機会であって、判断そのものではありません。この線引きが、今もサービスの根っこにあります。

道具は使う人の数だけ意味を変える

同じ通知サービスでも、使う人によってその意味は変わります。ある人にとっては損切りのきっかけ、ある人にとっては利確のサイン、ある人にとっては単なる安心材料。それでいいと思っています。

個人のための小さな道具から始まったものが、今は誰かの生活の中で役に立っているとしたら、それが何よりの励みになります。これからも、目立たないけれど確かに役に立つ道具を作り続けていきたいと考えています。

※本記事は情報提供を目的としており、投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

TradeVision FX Cloudは、含み損の長期保有を自動検出し通知でお知らせする監視サービスです。
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